スイカの苗は成長中

こんにちは!とり吉です(*^^)v

ゴールデンウイーク初日に定植したスイカの苗は、ちゃんと根が付き成長しています。

定植2週間経ったスイカの苗

今日の作業はというと、『芽摘み』です。
定植後の苗は、成長がさかんで茎を伸ばして一生懸命両脇から新芽を出します。
新芽が多くなると栄養が分散され、甘みの少ないスイカがたくさんできるので、それを防ぐために成長茎にできる新芽を摘み根元に近い葉も摘みます。

スイカの苗は、接ぎ木苗を使用しています。
接ぎ木苗とは、台木(スイカじゃない品種の苗の根)に穂木(スイカの幼苗の根をカットした新芽付き茎)を癒着させた苗のことです。
簡単にいうと、他人の根っこにスイカの茎(新芽)をつけて~、もっと簡単にいうとスイカが他人の根っこに寄生して苗になった?という感じです。

そもそもどうして、接ぎ木苗を使うのか。。。

それは、接ぎ木苗にすることによって、主要病害虫被害を回避できるからです。
すべての病害虫に抵抗性を持つ台木の品種はないので完全ではないですが、一つでも二つでも病害回避が可能であれば、農薬に頼ることが軽減されることになりますからね。

新入社員お二人とスイカ愛のSさん3人で頑張ってました。

Sさんは、カラス対策の糸を張ってます。

新入社員に説明しながら、作業を進めます。

Sさんの説明が面白い!

ウリ科の根っこに、スイカの芽をくっつけて『スイカ苗』を作るんよ。

ウリ科の根っこ『なんか気のせいかもしれんけど、オレの上に変なもの乗っかってきたぞ~。ま、オレ生きてるし大丈夫やし、いいかっ!』
と、ウリ科は変に思いながらも植え付けられるんよ。ところが、、

ウリ科の根っこ『なんか変やぞ~、オレとは違う上部が、オレの吸収した栄養を吸いとってどんどん成長してるやんけ~<`ヘ´>』
と、栄養を横取りされたことに気づくウリ科根っこは、自分もガンガン成長しようとするけどウリ科は新芽をとられて双葉しか残されてないんよ~。それでその双葉に栄養送らないように可哀想だけど双葉を摘むんよ~。

おしまい(^O^)

まんとまぁ~、わかりやすい!
でもとり吉は、根っこのウリ科に同情します。少しは栄養あげてください!💦

本日もありがとうございました。